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バブル経済

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耳にした事はあっても実際に「バブル」とはどんな状況なのでしょう?

 

今回は「バブル経済」についてお話しします。

 

若い方ですと、バブル期の日本を知らないという方も多いかと思いますので当時の様子を、少しだけお話しします。

 

日本は、1980年代後半から1990年代初期まで現在では考えられない程の好景気でした。

 

就職も、中小企業では面接希望者の取り合いになる程の事態で就職してもらいたいために、どこにでもいるような普通の学生が企業に接待されるという異常な光景もありました。

 

また、毎月ボーナスを支給したり残業後には、会社からタクシー券が支給される様な企業もたくさんありました。

 

当然、お金を持った人達はどんどんお金を使い、さらに景気を押し上げます。

 

知識を持たない素人でも、やれば、投資にも失敗し難く多くの方が、投資により大きな資産を短期間のうちに築き上げました。

 

街には、高級ブランド物に身を包んだ若者や高級車が溢れ、まさにお祭り状態。

 

夢物語の様なお話ですが、これが「バブル」当時の日本の様子です。

 

しかし、一つ問題がありました。

 

これが、実際には「中身の無い好景気」だったのです。

 

日本でバブルが起こったきっかけは、これにも、諸説はありますが一番有力なのは「プラザ合意」と言われています。

 

当時、悪性のインフレに悩まされていたアメリカが金融政策を行い、金利の高くなったアメリカに世界中からお金が集まって来ました。

 

結果、インフレを改善する事は出来ましたが、変わりに、ドルが高くなり過ぎてしまいました。

 

ドルが高くなってしまうと、輸出企業に支えられているアメリカは、経済的に大打撃を受けます。

 

このドル高により、今度は「貿易赤字」と「財政赤字」という2つの大きな悩みを抱えてしまいました。

 

アメリカドルは、世界の基軸通貨なので、このままでは、世界の経済にも影響が出て来てしまいます。

 

そこで「ドルを安くしてアメリカ経済を回復させよう」という、諸国との合意がなされます。

 

これが「プラザ合意」です。

 

(ニューヨークのプラザホテルで話し合いが行われた為「プラザ合意」と呼ばれています)

 

これにより、1ドルが240円前後からたった1年で150円台まで急伸し日本円は、アメリカドルに対して「円高」になりました。

 

これを受けて日本は、急な円高による不況を恐れ金利を下げたり、税金を下げたりしました。

 

金利や税金が下がり、手持ち無沙汰になった多くのお金は土地を代表とする不動産や株に向かいました。

 

しかし、あまりにも多くの人が多くのお金を求めた結果、投資が投資を呼びそれらは、どんどん加熱していってしまいました。

 

元々、1000万円の価値しかないモノが1500万円で取引され、2000万円で取引されどんどん加熱していきます。

 

銀行も、その新たに付いた「幻の価値」を担保に、どんどん、融資しました。

 

そして、元々は1000万円の価値しか無いモノが何億円となってしまった頃、誰かが気が付きます。

 

「この不動産や株は、本当にこんな価値があるのか?」

 

そして、危険を感じ投資から手を引こうと考え始めました。

 

この考えは連鎖的に、様々な人の目を覚まさせます。

 

売りが売りを呼び、不動産や株は一気に大暴落。

 

そうなると「幻の価値」は正規の価値に戻ってしまいます。

 

残るのは、多額の払えない借金と購入した価格を埋めるだけの価値のない不動産や株券。

 

多くの人が巨額の融資を受けて投資していたため、例えば、1億円で買った不動産が3000万円でしか売れず、結果7000万円の借金だけが残ったというようなことが日本中のいたるところで起こりました。

 

多額の不良債権を抱え事実上、倒産する銀行も出てきたくらい、まずい状況になったのです。

 

銀行の融資が止まり、その影響で、倒産する企業もたくさんありました。

 

どうにもならなくなり、自己破産する人、自殺する人、行方不明になる人、家族がバラバラになる人、たくさんいました。

 

お金の知識のない人達が本質も知らず安易に投資で儲けようとすると大抵、このような結末になります。

 

この中身の無い好景気が、まさに泡の様な「バブル経済」だったのです。

 

経済は非常に複雑で、様々な要素が影響を与え合い、刻々と変化しています。

 

「お金」と「経済」は密接な関係にあり、お金持ちになる過程で、必ずあなたにも関わりが出て来ます。

 

しかし、投資が悪だとは思いません。

 

特にこれからは、投資的な発想を持たなければ、お金を稼ぐのは難しくなるでしょう。

 

なので、投資する際は、お金に対する知識や概念をしっかり持ってチャートや傾向、数字や勢いだけで判断するのではなく、本質を見るようにして、本当の価値を見極めて投資する目を持ちましょう。

 

また、経済は人が作り上げるものですので、そこに、複雑な事情や背景が絡み合って面白みがあるとも言えるでしょう。

 

これを機に、経済にも興味を持たれてみてはいかがですか?

 

バブル経済

 

 

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